アドイノベーション株式会社

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2018年モバイル業界の新トレンド5つを予想

2018.01.04 / Taptica

翻訳元:https://blog.taptica.com/2018-predictions/

アメリカのトレンドを通して、モバイル業界の新トレンド5つを予想します。

1.モバイル優先からモバイルオンリーにシフトする

今年は、モバイルファーストからモバイルオンリーにシフトする年となるでしょう。モバイルフレンドリー、モバイル優先の風潮は古くなり、さらに多くの人がデスクトップやテレビから離れていく傾向が強くなるでしょう。そして、スマホやタブレットに移行していきます。

2017年アメリカでは、モバイル端末からのデジタルメディアエンゲージメント率は70%ちかくになり、今年はさらにモバイルユーザーが増える事からエンゲージメント率は79%に達することが予想されています。

多く人はすでにテレビから離れ(2017年だけで2200万人以上のアメリカ人がテレビの利用を遮断)スマホ等のモバイルデバイスに移行しようとしています。

2.フラウド防止のアプローチがメインのトピックになる

2016年にフラウド広告を理解し、2017年にフラウド防止のストラテジーを確立し、そして、2018年その計画を実行するときがきました。

現時点では、モバイルフラウドを十分に把握されており、フラウドとして判断がつきにくかった小さなフラウド要素も理解される状況になっています。この為、大手ベンダー、広告計測ツールパートナー、広告主は以前よりもフラウド対策に取り組むための準備が整っていると予想されます。

2018年新しいタイプのフラウドが生まれることは確かですが、最も重要なことはパートナーとの連携を強化し、新しく効果のあるフラウド防止対策を開発/取り組んでいくことです。

3.デジタルセキュリティの強化

フラウドを断ち切るプロセスの中で、2018年はサイバーセキュリティがさらに注目されていくことでしょう。

2017年はセキュリティの違反が発生するたびに、モバイルユーザーはこれまで以上にオンライン上でのプライバシーを心配してきました。今年はまずセキュリティ機能が強化されていることが重要で、セキュリティで保護できる機能を持つアプリはリスクから強く防御できます。

多くの開発者は、セキュリティ機能と共にユーザーエクスペリエンスの向上を図ることに集中し、安全に提供できる環境構築に力を入れていくでしょう。

その支える為にもソリューションをGoogle及びAppleが提供していくと予想されます。

4.ネイティブ広告の拡大

今年のモバイル広告ストラテジーの大きな柱の一つにネイティブ広告が掲げられるでしょう。

一般的なデジタルユーザーは、すでにモバイルのUXの邪魔となる広告を大変嫌っています。この為、多くの広告主が信頼性の高い、広告に途切れのない自然なネイティブ広告を利用する傾向に向かっていきます。

特にSNSでは、ネイティブ広告を使用しオーガニックコンテンツから広告へとスムースに移行させることは不可欠です。ユーザーが最初に広告を目にした時から最後まで自然に動作する事が重要な要素です。今から四年後までを見越して、SNSプラットフォーム上ではネイティブ広告からの収益が一番大きくなると見込んでいます。デジタルエコシステム全体でネイティブ広告費は大きなシェアを占めていくことでしょう。特にFacebook Audience Networkでは多くのパブリッシャーがこの状況を改善する為に、通常のバナー広告枠からネイティブ広告へ舵を切っています。

5.モバイル動画とCTV(スマートテレビ)

モバイル動画の影響力は年々高まっています(64%のユーザーはオンラインで商品の動画を見てから購入)。また、モバイル動画はブランディングによく働きかけています(43%のユーザーがマーケターによる動画コンテンツをもっと見たいと感じている)。

これらの数字からみても、2019年には80%以上のウェブトラフィックが動画からくると考えてもおかしくはありません。

テレビは、従来のテレビからモバイル動画に移行し、モバイル動画が標準化していくことでしょう。

Tremor Video DSPのCEOであるLauren Wiener氏によると「CTV(スマートテレビ)はマーケティング担当者にとって大きなターゲットとなるでしょう。デジタル機能と大きなスクリーンを融合させることです。スマートテレビへのチャレンジは、初期段階のモバイル業界と非常に似ています。また、解決方法も同じ方法になってくるでしょう。」

この動きは、日本では数年かかると予想されますが、AbemaTVをはじめリビングルームでの時間シェアを伸ばしていくに伴って、アメリカと同じになっていくと予想されます。